
私たちは、いわゆる「種類豊富な品揃え」をセールスポイントにしません。商品は「100人のうち80人がほしいもの」を基準とした、ニーズに忠実なラインナップ。DAIZENのお客様は、生活に必要な商品を求めて毎日立ち寄ってくださいます。それらのお客様に支持される、「生活便利店」になることが私たちの目標。そのためには徹底的に消費者サイドに立った店舗づくりが求められます。個性よりも大衆感覚。流行店よりも、暮らしに根ざした不可欠店を目指します。
流通の先進地アメリカでは、郊外の小売業の勢力が大きく、その業態は私たちの手本といえます。経営コンセプトからマーケティング、マーチャンダイジング、価格設定、ローコスト化、そしてCI(コーポレート・アイデンティティ)や店舗デザインに至るまで、徹底して経験法則値に基づき実践するアメリカの小売ビジネス、その基本が「チェーンストア理論」です。IE(インダストリアル・エンジニアリング)を柱とするこの理論を、DAIZENは早くから取り入れ、世の中の流れに左右されない安定した経営を実現しています。
経営コストの削減は、そのまま商品の価格となって表れます。DAIZENが生活者にとって良い店であるためには、経営のスリム化が不可欠。その仕組みづくりにもIEが生きています。たとえばお客様の通過率、つまり通路のどこをどう通って行くか、あるいは販売員のAさんはどの仕事にもっとも時間を割いているか、などの、これまで曖昧だった部分の全てを「数値化」する。そして行動の無駄を省き、社員の能力を最大限に生かせる仕事をさせることも、ローコスト化につながっています。